ファーマーズセレクト生産者のご紹介 Part.02
Farmer’s Select 「HIDEYUKI」
雪解け軟水の、ふんわりきれいな甘み。
Spec 魚沼産こしひかり
Area 新潟県魚沼市
Style 雪解け軟水と海のリサイクル有機肥料
Taste フレッシュ感、まろやかな風味、ふんわりと消える甘み
Food 大根と鶏そぼろの煮物、浅漬け
40年以上の大ベテラン。海の有機肥料がつくる、芯から強いこしひかり。
有名な魚沼産こしひかりも、場所によって当然個性が表れる。
うさぎ・たぬき・熊・日本カモシカまでもが暮らす ワイルドな山に囲まれた田んぼ。
農薬なんて使えそうにない圃場だ。
そこで育ったお米は、雪がとけるようなふんわりした甘みをつくる。
その理由は、3 メートルを超える超豪雪の雪解け軟水。
透き通った清流で育った、従来型こしひかりは噛むほどに 清らかな軟水の味がする。
海の恵みの有機肥料によって活性化した微生物やミミズたちが、 キンと冷たい水が注がれるのを、静かに待つ。
ファーマーズセレクト編集者からのコメント
南魚沼の地で40年農業一筋でやってきたHIDEYUKIさん。
彼はお米以外にもトマトやとうもろこし、レタスなど様々な野菜苗、そしてハウス内でブドウの栽培など多種多様なものの栽培を行っています。
そのため、いつも私が挨拶にいくと忙しい。
そんなHIDEYUKIさんは、お米の栽培は「趣味」だと言っていました。
趣味だからこそ、肥料や農法などを自分の好きなように、こだわりを傾けることができると彼はいいました。
確かにHIDEYUKIさんが言う通り、普通の農業では利益を出すために、化学肥料を使ったり、農薬で雑草を殺したりと省力化が求められてしまいます。
しかし、それでは他とは違う、納得のいくお米は作れません。
そのためHIDEYUKIさんは省力面を気にすることなく、省いてしまうような手間や肥料が使われています。
ご本人は食べてもらうまで自身がないと苦笑していましたが、南魚沼という土地、お米にかける愛情は他の方を比較にならないほどです。
ちゃんと手を入れてお米を作りたいからこそ、そんなに多くは栽培はしない。
食べて評価して欲しいし、美味しいと思ってくれる人に食べてもらいと話してくれました